【プレオルソ咬合誘導】
小児
2024.03.10
どうもこんにちは、薬師堂すがわら歯科です。
今回はプレオルソという咬合誘導装置についてお話していきたいと思います。
まず、咬合誘導とは?ですが、矯正と違って直接歯を動かしていくというより、歯がきれいに並びやすい環境をつくり、良いかみ合わせに誘導していく、という考えの治療です。
歯並びが乱れている子の多くは、歯がきれいに正常に並べなくなってる何か良くない環境があることが多いです。
口唇圧の強弱、舌圧の強弱、舌の位置が良くない、指しゃぶり、口唇を嚙む癖、鼻呼吸じゃなく口呼吸、等々。。
プレオルソというシリコン製のマウスピースを日中1時間と夜間使うことで、それらが正しい方向に是正されると歯並びも改善してくることも多いです。
対象となるのは5歳くらいから12歳くらいです。早ければ早いほど良いですが、未就学の子にはなかなか難しい、というのが現状です。
これによって、叢生(凸凹の歯列)、開口(前歯が噛み合ってない)、反対咬合(下の歯が上より出てる)が改善できるケースもあります。
咬合誘導を行っても、後々矯正治療をした方が良かったり、必要なケースもあるため、一期矯正、予防矯正と呼ばれることもあります。
もちろん、保険診療では行えないため自費診療になりますが、費用としては¥55,000からとなります。
詳しくは診察が必要になりますので、お子さんの歯並びで気になることがあればお気軽にご相談ください。