【ボツリヌス治療】
審美治療
2024.08.04
こんばんは、薬師堂すがわら歯科です。
この度、ボツリヌストキシン製剤注入治療を治療のオプションの1つとして導入いたしました。
今回は、そのボツリヌス治療についてご説明します。
「ボトックス注射」、お聞きしたことあるのではないでしょうか?
小顔効果のために美容外科などで行っている治療です。
これは、ボツリヌストキシンという筋力の収縮を抑える成分を応用した治療です。
ボトックスは商品名です。
実はこの治療、
美容外科じゃなくても歯科医院でも行えます。
エラの張りは咬筋という
噛む時に使う筋肉の発達が強いことで
目立ちます。
噛み合わせが強い方、
歯ぎしり、食いしばりの癖がある方は
咬筋が発達してエラが張って見えます。
噛む力が強すぎると、、
歯が欠ける、割れる、
被せ物がとれる、壊れる
歯がしみる
顎が痛くなる
歯周病の進行に影響が出る
頭痛の原因になることもある
などなど、悪影響が出ます。
それらを改善するために
歯科医師が必要に応じてボツリヌス治療を行うことがができます。
歯ぎしり、食いしばりは夜間に無意識で行ってしまうので
意識して改善することは難しいです。
マウスピースの使用などで対策することしかできませんが、
ボツリヌス治療を応用することで噛む力そのものにアプローチすることができます。
その他にも、
笑った時に過剰に歯茎が見えてしまう
"ガミースマイル"
口角が下がっている
"への字口"
顎先(オトガイ)部が緊張している
"梅干し顎"
の改善も行えます。
美容外科に行くのはなかなか敷居が高いですが、
歯科医院では美容ではなく治療の一環として施術が受けられます。
健康保険の適用にはならないため、自費診療となり、
価格は両側で ¥33,000(税込み)となります。
歯ぎしり、食いしばりでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。