【ホワイトニング薬液の濃度について】
ホワイトニング
2024.03.08
今回はホワイトニング薬液の濃度についてお話していきます。
ホームホワイトニングでは主に過酸化尿素という薬剤が使われており、メーカーによっては10%から35%くらいまでラインナップがあります。
濃度が高い方が白くなる!と思われるかもしれませんが、答えはNoです。
確かに濃度が高い方が、ホワイトニング効果の発現は早いです。しかし、知覚過敏も起こり易くなってしまいます。
また高濃度の薬剤は日本の薬事法で認可されておりませんので、使うなら自己責任となります。
ホワイトニングの最終的な効果(白さのゴール)は、薬液の濃度には影響されないとの報告もあります。つまり10%でも35%でも同じ白さになる、ということです。
歯科医師、衛生士としては、10%程度の薬液を使用してゆっくり安全に確実に白くしていくことをお勧めします。
急ぎの方はホームホワイトニングより、クリニックで施術するオフィスホワイトニングを選択すると良いかと思います。
もちろんオフィスは薬液の濃度は高いので、知覚過敏のリスクもありますが、当院では、なるべく負担なくホワイトニングを提供できるように、ポリリン酸ホワイトニングというしみにくく、痛みのでにくいオフィスホワイトニングを採用しております。
なるべく歯に負担をかけず、安全にホワイトニングしましょう。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。